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不妊治療は医療控除が受けられます。助成金もらってても大丈夫!
不妊治療にはとてもお金がかかりますよね!だいたい、高額な治療費がかかるのに保険外なんですもん。また、不妊は病気ではないし、国からの助成金ももらえるから医療控除は受けられない!と思っている方もいるのではないでしょうか?
まぁ、私自身もそうやって思って勘違いしている時がありました。
不妊治療にかかった費用は医療控除が受けられます!
医療費控除は、1年間にかかった医療費が10万円を超えたらその分の住民税を安くしますよ~というものです。
ただ、これは会社でやってくれる訳でも自動的にやってくれるものでもなくて、確定申告を行わなければならにのです。毎年、新しい年を迎えてから
3月までに申告が必要となります。
家族全員分を足した金額が10万円以上なら大丈夫!
家族全員がかかった医療費が10万円(まあ、不妊治療をしてたら自分だけで軽く10万円に達してしまっていますよね(涙))以上なら申告が可能です。何がOKで何がNGなのかわからなかったりするので、医者にかかったら全ての領収書をとっておくのが確実だと思います。
助成金をもらった分はどうする?
体外受精・顕微授精など高度生殖医療を行うと、国から助成金がもらえますが、もちろんその金額は差し引いて申請を行ってください。助成金だけではなく、医療保険が下りたりした場合も同じです。
補助を受けた分は控除の対象とはなりませんので、その分を差し引いた金額が10万円以上ないと控除の対象とはなりません。
いくら戻ってくるの?
医療費-(助成金+保険金+高額療養費)-10万円=もらえる金額となります。
上記のもらえる金額に税率をかけた分が振込される金額となります。
税率は普通の平均だと約20%になる人が一般的といわれています。
例えば:不妊治療で60万円かかって、22万5千円の助成金を受けて、税率が20%で計算してみましょう。
(60万円ー22万5千円ー10万円)×0.2=5万5千円
上記の金額が戻ってくる事になります。
かかった金額に比べると微々たる金額かもしれませんが、何も戻ってこないよりはいいと思いませんか?
また、5年前までさかのぼって申告ができるので、長期にわたって治療して時間がなくて行けたなかった方や、申告できるなんて知らなかったという方も領収書があれば可能ですのでぜひおすすめしますよ!!
確定申告に行くのも大変ですし、結構な手間がかかりますが、まずはご自身でどのくらい戻ってくるのかを計算してみてから申告にいってみるのも
いいかと思いますよ♪