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葉酸はビタミンB群の一種であり、酵母、牛や豚のレバー、胚芽、ホウレンソウ、ジャガイモ、大豆、小豆などに含まれている成分です。

現在では、妊婦さんにとって必須の栄養素として、段々と定着してきています。赤ちゃんの脳や神経の発達に関わる大事な栄養素だからです。
葉酸には細胞の伝達情報が集まっているDNAを合成する役目があります。DNAの合成が正常に行われるからこそ、細胞が正確に分裂して増え、脳や神経がつくられ、赤ちゃんが十分に成長することができるのです。

ところが、赤ちゃんの脳や神経がつくられる時期は妊娠してからわずか3ヶ月の間までしかありません。この間に葉酸が不足すると、赤ちゃんの成長に支障をきたす恐れがあります。特に赤ちゃんの知能の発達が遅れ、最悪の場合には赤ちゃんに発達障害が残るリスクが高まってしまうのです。

日本人の妊娠率はとても高く、約64%。しかし妊娠初期では妊娠に気付かない人も多く、気付いたら3ヶ月を過ぎていたということも稀ではありません。しかし、妊娠に気付いてから葉酸を摂取するのでは、遅いのです。

したがって、若い女性や妊娠の可能性がある女性は、何も妊活の時だけに限らず、常日頃から積極的に葉酸を摂るようにしましょう。もちろん食事だけに限らず、サプリメントから摂ることも可能です。

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