記事の詳細

妊娠の確率を左右する1番の大きな要因は「女性の年齢」なんです。

女性の年齢が妊娠するのにどう影響しているのかというと、「卵子の数と質」に差がでてきます。この卵子の数と質に関しては

いくら医療が発達してきたと言っても、乗り越えられない壁なのです。

 

最近は、男性の精子も加齢の影響を受けるという事がわかっていきていますが、女子の卵子ほどおおきな問題ではないのです。

 

女性の閉経は平均50歳くらいといわれています。これはあくまで「平均」なので、みんながみんな50歳でちょうど閉経するわけでは

ありません。だいたい45歳~55歳の間で閉経を迎える人がほとんどです。

「生理がある間は妊娠のチャンスはある」と思っていませんか?私は思っていました。

しか~し、それは大きな勘違いだったのです。

 

排卵があるのは、閉経の10年前くらいまでなのです。という事は、早い人だと35歳、遅い人でも45歳くらいには卵子の在庫がなくなって

しまうんです。ビックリですよね?!36歳の私も只今妊娠中ですが、もしや排卵は終わってしまったのかと思うとなんだか切ない気持になります。

 

現代の日本では、働く女性が増えて、結婚・出産の時期は年々遅くなってきています。平均初産年齢が20代半ばだった昭和50年の頃と

比べると、約5歳高くなり30歳を超えているのです。男性もある程度仕事が落ち着いてから結婚となると、パートナーである女性の年齢が

上がるのもなんら不思議な事ではありませんね。その為、いざ結婚して「赤ちゃんが欲しい」と思った時に、妊娠のタイムリミットを知って

落胆してしまう人が続出しているのです。

 

なので、女性には「妊娠・出産できるタイムリミットがある」という事を知った上で、仕事と出産のライフプランを考えて、できる準備を

していた方がいいのです。なので、男性も女性の出産リミットというものを知っておいた方がいいという事です。

 

最近だと、授精卵の冷凍保存に加えて、未授精卵子の冷凍保存というものが話題となっていますが、みなさん知っていました?

受精卵の凍結保存は、現在の不妊治療でもよく使われているもので、冷凍していた受精卵を解凍後、子宮に戻すと約3割くらいは着床することが

確認されています。思ったより着床率があまりよくない事が言えますね。自然妊娠の着床率は25%と言われているので…..。

 

しかし、この確率も女性の年齢が上がるにしたがって着床率が低下したり、流産率が高くなるのです。

上のグラフを見てもらってもわかるように、35歳あたりから急激にカーブがきつくなっているのがわかるかと思います。

その為に35歳以上が「高齢出産」と呼ばれたり、不妊治療の行政補助に年齢の上限が設けられているという事がるのです。

ですので、不妊治療の限界も知った上で、自分の人生設計(いつもでに妊娠を考えるのか、不妊治療を受けるタイミングや年齢、費用の上限)を

考えておく事が大切だったりします。

 

これらの事を踏まえた上で、今できる体の準備をしておくことも大切になってきます。

女性の妊活のコツは、赤ちゃんを育みやすい体の状態を作ることと、体の鮮度を保つことにあるのです。

 

 体の鮮度を保つのにはどうしたらいいの?

肌やスタイルなど、目に見えるところが若々しければ体も若い!と思っている方も多いかと思いますが、決してそんな事はないのです。

全く関係ないという事はないですが、見た目だけでは判断できないのです。

 

卵子は保存している卵母細胞を卵巣で育てることで作られます。

卵子の質は、鮮度(持っている遺伝子の質)と、成熟度(授精後、活発に細胞分裂していくためのエネルギーを作れるのか)の2つが

重要なのです。しかし、年齢が上がるにしたがって低くなっていく事がわかっています。でも、保存している卵母細胞の遺伝子が傷すかないように

守ったり、卵巣の培養能力を落とさないようにすることで、成長に必要なエネルギーを産み出せる卵子を育てていくことはできるのです。

 

卵子の老化を遅らせるためにも、体の鮮度を意識した生活習慣やサプリメントを上手に取り入れるをオススメします。

 

おすすめの葉酸サプリメントはこちら

 

関連記事

ランキング

ページ上部へ戻る