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ご飯・パン・甘いもの好きには、糖質過多になっている方が多くいらっしゃいます。

 

さっそく、自分が糖質過多タイプかどうか調べてみましょう。

当てはまる項目にチェックを入れてください。

 

1.忙しいので朝食はほとんど食べない
2.食事はおにぎり、パンなどの「単品食べ」が多い
3.チョコレートやスナック菓子を食事代わりにして食べることがある
4.清涼飲料水や甘いおやつをほぼ毎日たべている
5.甘いものをとると、イライラや不安感がやわらぐ
6.食後、眠くなる
7.寝る前にお酒や甘い物を食べないと眠れない

 

上記の項目で2個以上チェックがある方は「糖質過多タイプ」の可能性があります。

 

「甘い物ばっかり食べているわけじゃないのに・・・」なんで糖質過多なの?って思いますよね。

 

実は糖質とはお菓子やケーキなどの甘い物だけをさすわけではないのです。

糖質には、精製された白米やパン、パスタや中華めん、うどんなど、私たちが主食として食べているものに多く含まれています。

 

 じゃあなんで糖質の取りすぎはよくないの??

 

健康診断などで「血糖値」という言葉を聞いたことがありますよね?

血糖値とは・・・血液中のブドウ糖の濃度の事で、通常はホルモンによって一定の範囲に調整されています。

 

血糖値の濃度が高くなると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値をあげるように作用します。

食事をすると誰でも血糖値は上がるものです。が、通常はゆるやかに上がってゆるやかに下がり、食後3~4時間で空腹時と同じ値になり安定しているのものなのです。

 

それが、糖質過多の食事を続けると血糖値が急上昇することになり、不安定な状態となるのです。そうすると、すい臓が正しく機能しなくなり、糖質の多い食品を少し食べただけでインスリンを分泌して、血糖値が急激に上がったと思ったら下がったり、血糖値が低い状態が続くなど、バランスがとれなくなってしまうのです。これが「低血糖症」です。

 

 低血糖症になるとどうなるのか?

 

脳も栄養不足となります。空腹時にイライラしたり、食後に眠くなってりするのも、低血糖の症状なのです。

これは、脳の栄養分であるブドウ糖が安定しないことによってあらわれる症状です。

糖質が多く含まれた食品を大量に食べているわけではなくても、例えば朝食抜きで空腹の状態が続いてから、昼食を食べると、

血糖値が急激に上昇します。これも、同じように血糖値の調節を乱すのです。

 

妊娠を考えている女性にとって問題なのは、血糖値を下げようとするインスリンというホルモンの過剰分泌は、排卵障害の重大な

原因になったり、子宮内膜症(子宮内膜が子宮外で増殖する病気で不妊の一因)の発症や進展が促されるという事です。

 

現代人の食生活は、糖質過多傾向にあります。糖質をとりすぎないように意識をして食べないと、それだけで妊娠から遠ざかることになってしまうのです。妊娠を考えたら、できるだけ糖質の低い食品を選び、お菓子や甘い物を避けるなどの努力が必要となります。

 

 

 

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